【PS】 トロフィーを集め過ぎた男の末路

私はトロフィーを集めるのが大好きです。

トロフィー集めのトッププレイヤーにはまだまだ及びませんが、およそ10年かけて累計10,000本のトロフィー、プラチナトロフィー200本を集めました。

しかし、今思えばもっと他のことに時間を使っていれば・・・と思うこともあります。

今回はそんなトロフィーを集めた男の集め始めたキッカケ、悪かったこと、良かったことをつづらせていただきます。

トロフィー集めのきっかけは暇だったから

2009年12月29日、記念すべきはじめてのプラチナトロフィーを獲得。

ベヨネッタのプラチナトロフィーでした。

この当時は「ベヨネッタ」「FF13」「アンチャーテッド2」「アサシンクリード2」などが発売された年でもあります。

ただゲームをするためにPS3を購入して、ただ遊びたいゲームを買って遊んでいる若かりし時代でした。

時は2009年末・・・

世の中は年越しムードになっており、私も特にすることもなく暇を持て余しておりました。

本当に暇だったので、何気なく以前プレイしたゲームを再起動。

その時はトロフィー関係なくゲームで遊んでいたので、各難易度でゲームをクリア、各アイテムを全て拾う、隠しミッションを全てクリアなどは一通り行っており、残すトロフィーはプラチナ含めて5本になっていました。

「なんとなくコンプしてみたいな・・・」

そんな事を思ってしまったのが始まりでした・・・

そしてなんなく1本目をコンプしてしまうと、

「トロフィー一覧に出ているゲームのトロフィー取得率も100%にしないと気持ち悪いな」

こうして私のトロフィー集めの旅が始まるのでした・・・

トロフィー集めが義務となりはじめる

私の中で、「趣味」で最もやってはいけないことがあります。

それは「趣味(好きなこと)が義務になる」ことです。

トロフィーを集めるより前、動画を約1年ちょい投稿していた時期がありました。

最初の時は投稿が楽しく、ユーザーの反応も頂けるようになり動画作りに力を入れていましたが、動画本数が30本を超えたあたりから、

「早く投稿しないと!」

「みんなが待ってる!」

と何かに追われるかのように、動画投稿をするようになっていました。

そして楽しかった動画投稿が、趣味ではなく義務になっていることに気付いた私は、動画投稿をやめることになるのでした・・・

しかし結局、トロフィー集めでも同じ失敗を繰り返していたのです。

「1日でも多くトロフィーを集めないと!」

「トロフィー集めが簡単なゲームを買って集めよう!」

とゲームを楽しむのではなく、トロフィーを集めることが目的となりゲームをするようになっていたのです。

再びそれに気付いた私は、トロフィー集めをセーブ。

本当に自分がプレイしたゲームのみ、トロフィーを集める方向にシフトしていきました。

結局トロフィーは何も生まなかった

しかし自分の好きなゲームをプレイして、その過程でトロフィーを集めて10年が経過し、て累計10,000本のトロフィー、プラチナトロフィー200本となりましたが、結局趣味は趣味、ここから何か生まれるわけもなく、悪い言い方をすれば「時間の無駄」

もちろん「ゲーム自体が時間の無駄」という人達もいるでしょう。

しかしここまでやってきた趣味、何か別の方法で活用できた道もあったでしょうに・・・

例えば・・・

「トロフィー攻略サイトを作る」

「トロフィー獲得の過程を撮影しYoutubeにアップする」

などなどです。

実際、そのようにやっているトロフィー集めの人たちもたくさんいます。

しかし「そんなことする時間があるのであれば、ゲームに時間を使っていたい!」

そんな考えでゲームばかりやってきた結果がこれです・・・結局は自分のせいだったんですけどね。

唯一トロフィー集めで良かったこと

トロフィーを集めていて唯一良かったこと。

ゲーム大好きな社長さんと仲良くなったことです。

普通なら10,000本集めてるといえば引かれるものですが、

一人だけ尊敬の眼差しで見てくれる人がいました。

その人もゲーム好きでしかも社長。

自宅に遊びに行ったり、朝まで一緒にゲームしたりと楽しくゲームさせていただいております。

しかし私としては「この10年、もうちょっと別のことに時間を使えたかな・・・」と歳を取るとついつい考えてしまうことがあります。

人生は有限のため後悔のしない人生を送ってください。

私はゲームが好きですし、これからもトロフィーはちょくちょく集めて行きます。

その他ゲームのトロフィー情報はこちらにまとめております。

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