『月姫リメイク(月姫 -A piece of blue glass moon-)』は、アルクェイドとシエルの2ルートを収録した現時点での前編パートです。
緻密なシナリオに加え、「月姫 選択肢」の多さとBADエンドの豊富さで、初見だと「どこで分岐してるの?」と迷いがち。
この記事では、
- ネタバレ控えめでの月姫リメイク 攻略の考え方
- アルクェイド(表)/シエル(裏)それぞれのルート構造と分岐イメージ
- 月姫 ルート分岐とBADエンドの整理・効率的な回収の仕方
- 月姫 トロフィーの取り逃し注意点と100%への道筋
- 周回プレイを快適にするスキップ・ログ活用テク
を、「完全な選択肢丸暗記チャート」ではなく、自力で辿り着くためのヒント中心でまとめていきます。
月姫リメイクとは?
『A piece of blue glass moon』の特徴
『月姫 -A piece of blue glass moon-』は、旧作『月姫』のうち、
- 表ルート:アルクェイド
- 裏ルート:シエル
の2ルートをリメイク+大幅加筆した作品です。
公式情報や最新ニュースはTYPE-MOON公式ニュース、レビューや特集は4Gamer特集ページやファミ通の月姫特設ページも参考になります。
- ボイス付き・フルHDグラフィック
- シーン追加・設定の再構成
- 新キャラや新規エピソード
など、旧PC版を知っている人でも新鮮に遊べる構成になっています。
表ルート(アルクェイド)・裏ルート(シエル)の2構成
現行のリメイク版は、
- 表ルート:アルクェイドをメインヒロインとした流れ
- 裏ルート:シエル先輩をメインヒロインとした流れ
で構成されており、まず表ルートをクリアしないと裏ルートが解放されない仕組みです。
多数の選択肢とBADエンドが存在する作品特性
『月姫』といえば、
- 日常パートでの行き先や行動選択
- 戦闘・危険イベントでの選択肢
- ヒロインへのスタンスを問われる場面
など、多数の選択肢が用意されており、
- 正規ルートに進む選択
- 分岐BAD/即死BADに落ちる選択
がかなり細かく散りばめられています。
すべてを一周で回収するのはほぼ不可能なので、周回前提の作品と割り切ってOKです。
攻略の基本:選択肢とルート分岐の仕組み

選択肢がストーリーの進行とEDに大きく影響
ざっくり言うと、
- 「誰を追うか」「どこへ行くか」を選ぶパート → ルート・ヒロイン好感度に影響
- 「戦う」「逃げる」「受け入れる」といった選択 → BAD or 生存に関わる
という構造になっています。
特に、
- 夜の外出や危険な場所に行くかどうか
- アルクェイド/シエルの誘いにどう応えるか
あたりは、「月姫 選択肢」中でもルート分岐に絡みやすい部分です。
BAD回収と正規ルートの違い
多くのBADエンドは、
- 危険を無視した行動を繰り返す
- ヒロインの忠告を無視しまくる
- 「それやったらダメだろ…」という選択をあえて選ぶ
ことで発生します。
逆に、正規ルート進行のイメージは、
- ある程度ヒロインの忠告を聞く
- 危険が分かっている行動は避ける or 慎重に選ぶ
- 重要な場面では「向き合う」選択を取る
といった感じ。
初周は正規ルートを素直に目指し、2周目以降に「明らかにヤバそうな選択肢」を選んでBAD回収すると精神的にも楽です。
既読スキップやログ機能の使い方
周回時は、
- 既読スキップ:一度読んだテキストを高速で飛ばせる
- バックログ:直前の会話・モノローグを再確認できる
- 選択肢に戻る:(対応する場合)直前の分岐からやり直せる
といったシステムをフル活用しましょう。
特にBAD回収では、直前セーブ+既読スキップをセットで使うと効率が段違いです。
【表ルート】アルクェイドルート攻略チャート風ガイド
序盤〜中盤の重要選択肢の考え方
アルクェイドルートは、
- 彼女との同行を「受けるか・断るか」
- 夜の行動(追いかける/家に帰る)
- 屋敷組の忠告をどこまで聞くか
といった選択が流れに影響します。
表ルートを安定して見るには、
- アルクェイドの申し出を正面から受け止める選択を多めに取る
- 危険な場所へ一人で突っ込む回数を減らす
- 「何度も同じ危険行動を繰り返さない」よう注意
といった方針で選んでいくと、自然とアルクェイド側のフラグが立ちやすくなります。
BADに落ちやすいポイント
アルクェイドルートでありがちなBADは、
- 「夜に出歩くな」と言われているのに、何度も出歩く
- 明らかに危険な相手を、準備不足のまま追いかける
- アルクェイド本人の限界を無視して、無茶な行動を選ぶ
といった「フラグを折る」行動の積み重ねで発生することが多いです。
逆に言えば、「ここで引いたらBADになりそうだな?」と感じたら、素直に危険を回避すると正規ルートに乗りやすくなります。
正規ルートへの分岐条件(イメージ)
選択肢の細かい文言は伏せますが、
- アルクェイドの「一緒に戦う」姿勢に応える選択 → 好感度・信頼度寄り
- 志貴が逃げ続ける・拒絶し続ける選択 → ルート脱落 or BADへ傾きやすい
というのがざっくりした傾向です。
表ルートのクライマックスに近づくほど、「向き合うか/逃げるか」を迫る選択肢が増えるので、
正規EDを目指す周回では「逃げ」一辺倒にならないよう注意しましょう。
ボス戦・重要イベントの見どころと注意点
アルクェイドルートは、
- 月姫世界の「吸血鬼」サイドの掘り下げ
- 志貴の目の特性が物語にどう関わるか
- 戦闘前後の選択が、その後の展開に与える影響
が大きな見どころです。
攻略目線では、
- 戦闘直前や夜の外出前にはこまめにセーブ
- 「ここで選択肢ミスると即BADだな」と感じたら、専用セーブを作っておく
と、後からBAD回収がしやすくなります。
【裏ルート】シエルルート攻略チャート風ガイド
表ルートクリア後に解放
シエルルート(裏ルート)は、基本的に
- アルクェイドルートを一度クリア → シエルルート選択が解放
という流れになります。
まずはアルクェイド側を最後まで見て、世界観と志貴の立ち位置をひと通り把握しておきましょう。
分岐の見極め方
シエルルートでは、
- 日常パートでシエルと過ごす時間をどれだけ優先するか
- 特定の事件に対して、シエル側の立場をどう受け止めるか
といった選択がルート進行に関わります。
イメージとしては、
- アルクェイドルート:彼女と世界の危機に向き合う選択が多め
- シエルルート:彼女の事情・立場に寄り添う選択が多め
という感じで意識しておくと、どちらのルートに乗りやすいか掴みやすいです。
選択肢ごとのストーリー変化(傾向)
シエルルートは特に、
- 彼女の問いかけにどう答えるか
- 過去や罪に関する話題をどう受け止めるか
で、志貴のスタンスが大きく変化します。
ルート分岐的には、
- シエルを突き放す方向の選択 → BAD or シナリオの変化
- 彼女の本音に向き合う選択 → 正規ED/真EDへ近づく
と覚えておくと分かりやすいです。
クリアまでの最短ルートと完全回収ルート(方針)
効率良く進めるなら、
- 1周目:アルクェイドルートを素直にクリア
- 2周目:シエルルートの正規EDを目指してプレイ
- 3周目以降:各ルートでのBAD分岐を狙って回収
という順番がおすすめです。
「完全回収周回」では、
- 重要そうな選択肢の直前にセーブ
- 正規ED側を見た後、ロードして逆側の選択肢を選ぶ
というやり方で、短時間でテキスト差分を埋めていきましょう。
BADエンド全回収ガイド(考え方)

選択肢ごとのBAD条件まとめ(傾向ベース)
ネタバレを避けつつ分類すると、BADエンドには次のようなパターンがあります。
- 即死系BAD:
・戦闘・危険イベントで「明らかにダメな行動」を選ぶと即終了。 - フラグ折り積み上げ系BAD:
・日常パートで危険行動を重ねる/ヒロインとの関係を悪くすることで徐々にBADルートへ。 - 感情選択系BAD:
・終盤のシリアスな選択で、逃避・拒絶を選び続けると発生しやすい。
見逃しやすい分岐ポイント
見逃しやすいのは、
- 「1回目はセーフだが、同じ行動を繰り返すとアウト」なタイプ
- 同じシーンで、選択肢の順番だけ変えた場合にのみ発生するBAD
- ヒロインを“優先しない”選択肢を取り続けた時にだけ出るパターン
です。
「このイベント、わざわざ選択肢が細かく分かれてるな?」と感じたら、
手前で分岐用セーブを作っておきましょう。
効率よくBADを回収するプレイルート例
効率重視のBAD回収例:
- 各ルートの正規ED到達セーブを残しておく
- そこから逆側の選択肢だけを順に試す周回を行う
- 日常パートでは、あえて危険寄り・拒絶寄りの選択を連続で選んでみる
この方法なら、ストーリー全体を何度も読む必要はなく、分岐周辺だけピンポイントでBAD回収が可能です。
グッドED/真EDとの比較メモ
シナリオを味わううえでは、
- 正規ED:そのルートの「完結」としての位置づけ
- 真ED(に相当するEND):ヒロインや世界観理解が一段深くなるラスト
- BAD:選択を誤った“もしも”パターン
というイメージで区別しておくと整理しやすいです。
BADの後に正規EDを見直すと、「この選択がどれだけギリギリの綱渡りだったか」がよく分かります。
トロフィー(実績)一覧と取得方針
ストーリーで自動取得するもの
月姫 トロフィーの中には、
- アルクェイドルートクリア
- シエルルートクリア
- 特定の章到達
など、ストーリーを進めるだけで自動的に解除されるものが多数あります。
初周はこのあたりを意識する必要はありません。
条件を満たす必要がある実績
意識したいのは、
- 全BADエンドを見た
- 全テキスト/CG/チャプター回収
- 特定の条件下で発生するイベントを見た(例:特定キャラの行動を優先した周回など)
といった「コンプリート系」のトロフィーです。
取り逃しやすいトロフィーの注意点
取り逃しやすいのは、
- 一見どうでもよさそうな選択肢から派生する小イベント
- 特定のルートでしか見られない日常シーン
- 序盤の行動パターンを変えないと発生しない差分会話
などです。
「この選択肢、わざわざ3分岐も用意されてるの怪しいな?」と思ったら、
その手前にトロフィー狙い用セーブを残しておくと、後で楽になります。
100%達成までの最短ルート(方針)
- アルクェイド正規EDクリア(表ルート解放+一部トロフィー獲得)
- シエル正規EDクリア(裏ルート解放+ストーリートロフィー獲得)
- 各ルートでBAD/分岐イベントを回収 → BAD関連トロフィー埋め
- 最後に「テキスト未読率」などを確認し、怪しい章からピンポイントで回収プレイ
この順に進めれば、ストーリーを楽しみながら自然に100%に近づけるはずです。
キャラクター解説と理解しておくべき設定
遠野志貴の特性と物語の鍵
主人公・遠野志貴は、
- 「線が見える」特殊な視界
- 幼少期の事故・屋敷からの追放という過去
- 家族・屋敷組との複雑な関係
といった要素を抱えています。
攻略的には、
- 「線」の見え方や、それに対する志貴の恐怖・戸惑いに注目
- 過去に触れる場面の選択肢を慎重に選ぶ
ことで、ルートごとのテーマが理解しやすくなります。
アルクェイド/シエルのルートテーマ
ざっくり言うと、
- アルクェイドルート:吸血鬼と人間、破壊と救い、衝動との向き合い方
- シエルルート:罪と贖罪、信仰と自己、過去との決着
といったテーマが強く出ます。
選択肢を選ぶときに、「志貴がどちらの価値観に寄っていくのか」を意識しながら選ぶと、ストーリーの味が深まります。
翡翠・琥珀など屋敷組の関係性
翡翠・琥珀・秋葉など屋敷側のキャラクターは、
- 日常パートでの行き先選択
- 屋敷内で誰と会話するか
によって、見られる会話や表情が変わってきます。
攻略目線では、
- 同じ時間帯でも、「別の人物を訪ねた場合」を一度見ておく
- 屋敷にいる日は、できるだけいろいろな場所に顔を出す
と、屋敷組関連のテキストやトロフィーを回収しやすくなります。
世界観理解に役立つ用語解説(押さえ方)
『月姫』世界は専門用語が多めなので、
- 会話中に飛び出す専門用語は、ログから読み返して整理
- 同じ用語が別ルートでどう扱われているか意識して読む
だけでも理解度がだいぶ変わってきます。
細かい設定は後から攻略Wikiや公式マテリアルで補完してもOKです。
周回プレイを快適にするヒント
スキップ・ログ活用で効率プレイ
周回時の基本テク:
- 既読スキップは「既読のみスキップ」に設定し、新規テキストは必ず読む
- 気になるシーンや選択肢の前にはクイックセーブを活用
- 「あのセリフ、どういう文脈だっけ?」と思ったらすぐログを開く
これだけで、周回のストレスが大幅に軽減されます。
選択肢確認のコツ
選択肢を確認・メモしたい人向けのやり方:
- 重要そうな分岐ではスクリーンショットを撮っておく
- 周回メモ(紙・アプリどちらでもOK)に「どのルートで何を選んだか」を簡単に記録
- 同じシーンで、選択肢の組み合わせ違いを試したかどうかもチェック
これをやっておくと、「このBAD見たっけ?」と迷いにくくなります。
全テキスト回収のためのチェックリスト
フルコンプを目指す人向けのざっくりチェックリスト:
- アルクェイドルート:正規ED+主要BADすべて閲覧
- シエルルート:正規/真ED枠+BADすべて閲覧
- 屋敷組の日常会話:時間帯ごとに全員分の会話を一度は見た
- 危険イベント:安全寄り・危険寄りの両方の選択肢を試した
- テキスト未読率(ゲーム内の既読状況)を確認し、残っている章を重点的に周回
全部を一気に埋めようとせず、「ルートごとに一つずつ潰していく」感覚で進めると、達成までたどり着きやすいです。
