私は仮想通貨で一時数百万円の含み益がありましたがマイナス数百万円になりました。
それを取り返そうと株で一時数十万円の含み益を出していましたがマイナス数万円で売ってしまいました。
今回はそんな私の失敗の歴史をお伝えします。
株と仮想通貨で失敗した男の投資の歴史
私はそれほど投資歴は長くありません。
ざっと2年といったところでしょうか。
そうです。丁度2年前仮想通貨が流行っていた時期になります。
別に仮想通貨から投資の世界に入ったわけではありません。
私の給料・年齢・貯金額を考え、特定の年齢までにいくら貯金できるかを計算した結果、あまりいい結果が出なかったため、どうやって給料以外のお金を手に入れようかと考えて行く中で、投資という結果が導き出されました。
しかしこれが失敗の歴史の始まりでもありました。
株と仮想通貨で失敗した男は色々な投資に手を出してみた
投資を知らない人でも、株やFXという単語ぐらいは耳にしたことはあるでしょう。
私も最初は本当にそのくらいの単語を知っている程度の知識しかありませんでした。
なので色々な人のブログを漁って投資というものを調べ、最初に投資信託を買うことにしたのです。
株と仮想通貨で失敗した男は最初に投資信託を購入
とにかく安い信託手数料だ!ということで、日経・外国をメインに5つもの投資信託を購入し、はじめての投資がはじまりました。
投資をはじめた2017年、米国はトランプ政権・日本はアベノミクスといった追い風によって右肩上がりで資産が増えていきました。
しかし投資のことを分かっていない私は、何故ここまで右肩上がりなのかを理解しておらず、日経系の投資信託の右肩がありが大きいぞと何の考えもなく、日経系の投資信託をさらに買いあさり、合計10もの投資信託を所持することとなったのです。
購入金額は約10万円程度で、貯金額の数%程度しか突っ込んでいなかったことは唯一の救いにはなります。
そして投資は簡単と思ったバカな私は、次に株に手を出すこととなります。
株と仮想通貨で失敗した男は次に株を購入
買った株はゲーム系の株を3つ。うち1つはこれから成長していく企業に選出された会社でもあったため、2018年の年始以降に爆発的に上がることとなる株でした。
この時は約50万円ほどで3つの株を購入。
しかし買った当時の2017年はどれも数百円から数千円程度のマイナス益を抱えるものばかり。
結局投資信託のプラス益を相殺されてしまい、結果的に収支は0円でした。
株と仮想通貨で失敗した男は次にロボアドザイザーを実践
そんな中見つけたのがロボアドバイザーでした。
別の記事にて、結果的にロボアドバイザーはやめてしまいましたが、最初に30万円ほどで開始。それから数ヵ月後右肩上がりだったため、一気に70万円を投入。
計100万円、毎月3万円設定での運用を開始するのでした。
ロボアドバイザーをやめた理由、運用実績はこちらの記事で掲載中です。
株と仮想通貨で失敗した男はついに仮想通貨に手を出す
私はこの時、仮想通貨が流行っているのを目にします。
この時2017年9月、ビットコインが1BTC40万円ほどでしたが、右肩上がりで上昇し毎日のようにネットニュースで取り上げられるようになった時期です。
私はすぐに取引所を開設し各種仮想通貨を買いあさりました。
しかし私はこう見えて慎重派。まずは1万円で日本の取引所にある仮想通貨を全て買いました。
どれが上がるかわからないのであれば、株と違って種類も少ないので全部買ってしまおう!という発想です。
そして私のような仮想通から投資をはじめた人たちは大量にいたことでしょう。
全ての仮想通貨を買う人が右肩上がりで増えたため、持っている仮想通貨は全てプラス益になっていきます。
これに気をよくした私はさらに追加で1万を出して仮想通貨を購入します。
そして仮想通貨は2017年末に向けて右肩上がりで上昇するのでした。
株と仮想通貨で失敗した男が叩きだした最高含み益
2017年末前に私は仮想通貨を各10万円ずつ購入するまでに至っていました。
だって右肩上がりで増え続けているのですから。
そしてはじまる仮想通貨取引所のCMです。
俗に言う「出川組」と呼ばれる後発組により、仮想通貨はさらなる右肩上がりを生み出します。
私がはじめた株・投資信託・ロボアドバイザー・仮想通貨はどれも右肩上がりに成長し、含み益は500万近くまで達するようになり、投資わずか数カ月ですさまじい含み益を手にしたことになりました。
私はこのまま東京オリンピックまで放置していれば、投資で1億を築いた億り人の仲間入りとかアホな妄想を繰り返すお気楽脳の状態に陥っていたのでした。
そしてやってくる大暴落の日
2018年1月から仮想通貨はじょじょに下がりはじめました。
しかし投資初心者の私はどうせまた上がるだろうとたかをくくっていたのです。
私の中には損切りという概念すらありませんでした。
そしてコインチェックによるNEM流出事件です。
この日を境に仮想通貨は大暴落です。
私もコインチェックでしか購入できない仮想通通貨は購入していましたが、売ることも出金することも出来ずただただ下がっていく仮想通貨を眺めているだけでした。
しかしそれ以外の取引所の仮想通貨はそれでも売りませんでした。
私の中ではまた上がるだろうと根拠のない理屈が支配したいのです。
ご存知の通り、仮想通貨は上がることなく下がり続けます。
私の購入した仮想通貨は含み益があったのでプラスは当分維持することが出来ましたが、しかしそれも1年経たずにマイナスにまで転落してしまいました。
それに呼応するかのごとく2018年2月には株の暴落です。
これで所有する株・投資信託・ロボアドバイザーも軒並みダメージをくらってしまいます。
最終的には仮想通貨は回復しませんでしたが、景気はじょじょに回復し、株・投資信託・ロボアドバイザーを一部マイナス、一部プラスで売ることは出来ましたが、最高益からだいぶ減ってからの売却になりました。
それでも私は投資を続けています
仮想通貨はまだ売っていません。
むしろ現在価格を見ることなく塩漬け状態にしています。
いつか蘇る日を待ち続けて・・・
投資信託はNISAで購入し、2019年には積立NISAに移行
株は日本株をやめて米国株にシフトしました。
購入総額も200万程度で抑えています。(仮想通貨を含まない)
失敗を糧に購入する投資信託・株を厳選して運用を続けています。
時々私は思います。
株も仮想通貨も「もし」最高益のタイミングで売ることが出来たのであれば・・・
ただその場合、私はさらに損失を拡大していたことでしょう。
仮想通貨で儲けた数百万でさらに仮想通貨を購入していたに違いありませんから。
そして翌年の確定申告で泣いているはずです。
今の私の投資スタイルがあるのも過去の失敗によるものです。
おかげでちょっとやそっとの暴落には耐えれるようになりました。(結果的に資産は減るので嬉しいものではありませんが)
今は順調に資産も増やせているので、今の投資スタイルは貫いていこうと思っています。
これから投資する人は自分の買う商品をきちんと調べて、損切りできる勇気を身につけておいてください。
少しでもプラスで売ることが出来たのであれば、結果的にはあなたの利益になるのですから。
私はひとまず投資は10年続けてみようかと思っています。
その上で最終的なプラス益がないのであれば、私には投資の才能がないのできっぱりと投資を終わろうかと思っています。
どうなるか見守ってみてください。その前にこのブログが10年続くかな?
これを読んでそれでも投資をはじめてみたい方はこちら