『メメントモリ』のSRデバッファー枠のなかで、敵への弱体付与に特化したサブアタッカーがフィアーです。
単体の瞬間火力こそ控えめですが、
- 敵にデバフ(弱体)を複数ばら撒く
- その弱体をトリガーに追加ダメージや補助効果を発生させる
- 味方アタッカーの与ダメージを底上げする
といった役割で、長期戦やボス戦の「総合ダメージ」を引き上げる支援役として活躍します。
この記事では、
- メメントモリ フィアーのスキル性能とデバフの特徴(外部攻略:AppMedia)
- サブアタッカー兼デバッファーとしての立ち回り
- 育成優先ステータス・ルーン構成の参考情報
- 相性の良い味方と編成例、コンテンツ別のフィアー 評価
- 運用時によくある疑問(凸・火力振り・デバフ役の併用)
をまとめて解説していきます。
フィアーの基本概要
SRのデバフ特化サブアタッカー
フィアーは、SRのデバフ特化サブアタッカーポジションのキャラです。メインアタッカーほどの打点は出せないものの、
- 敵の攻撃力や防御力を下げるデバフ
- 継続ダメージ系の状態異常
- デバフ状態を条件にした追加効果
など、「弱体」周りのスキルで戦闘全体をコントロールするタイプです。
敵に弱体効果をばら撒き味方火力を押し上げる役割
フィアー デバフの主な役割は、
- 敵の防御を下げる → 味方アタッカーのダメージが大きく上がる
- 敵の攻撃を下げる → 味方の被ダメージを抑える
- 継続ダメージを付与する → 殴らなくてもHPを削り続ける
といった「攻防両面でジワジワ効いてくる弱体」をばら撒くこと。直接殴るよりも、味方全体の総火力を底上げするのが仕事です。
ボス戦・高難度で特に価値が高い理由
フィアーは、
- HPが高く長期戦になりやすいボス戦
- 敵火力が高い高難度ステージ・塔系コンテンツ
で特に評価が高いキャラです。
理由はシンプルで、「デバフ=ターンが経つほど得をする効果」だからです。戦闘ターン数が伸びるほど、
- 継続ダメージの総ダメージ量
- 防御ダウンによる累積ダメージ差
が大きくなり、フィアー1人の存在が全体DPSに大きく影響してきます。
スキル性能と特徴
アクティブ:ダメージ+弱体デバフ付与
フィアーのアクティブスキルは、
- 単体または複数敵にダメージを与える
- 同時に攻撃ダウンや防御ダウン、継続ダメージなどのデバフを付与
といった「攻撃+弱体セット」型のスキルです。
純粋な倍率はアタッカーより低めですが、「殴る=デバフをばら撒く」行動になるため、1手ごとの価値が高いのが特徴です。
パッシブ:敵が弱体状態のとき追加効果が発生
フィアーはパッシブスキルもデバフ前提になっていることが多く、
- 敵が何らかの弱体状態だと追加ダメージ
- デバフ状態の敵への与ダメージUP
- 弱体状態の敵が行動したときに追加効果発動
といった、「デバフがあるほど強くなる」構成になっています。
そのため、自分でデバフを撒きつつ、他のデバッファーと組むことでさらに性能が伸びるシナジー型の設計です。
継続ダメージ・攻撃低下など戦闘安定に寄与
フィアーが付与する弱体の主な方向性は、
- 継続ダメージ(毒・出血系のイメージ)でじわじわ削る
- 攻撃力ダウンで味方の被ダメージを抑制
- 場合によっては防御ダウンで味方火力を加速
など、「敵のターンを弱くする」タイプのデバフが多めです。
敵を止めるスタン系ではなく、「殴られても痛くない状況を作る」タイプの安定志向キャラと言えます。
デバフ依存で力を発揮する特徴
フィアーの真価は、
- 敵に十分な種類・数のデバフが付いていること
- その状態が長いターン継続すること
で最大化します。
裏を返すと、短期決戦や敵がデバフ無効・解除を多用する場面では性能が出しにくいため、コンテンツによって評価が分かれやすい側面もあります。
強みと活躍ポイント

デバフ複数付与で味方アタッカーの火力が跳ね上がる
フィアーの一番の強みは、
- 防御ダウンや被ダメージアップ系デバフとの相性が良い
- 弱体状態の敵に対して味方アタッカーが与えるダメージが大きく伸びる
ことです。
特に、単体高火力アタッカー(ソルティーナなど)や範囲アタッカーがいる編成では、「フィアーのデバフ→アタッカーの一撃」でHPを大きく削る動きが非常に強力になります。
行動抑制・被ダメ軽減につながる弱体効果
直接のスタンや沈黙がなくても、
- 攻撃力を下げることで実質的に敵の火力を抑制
- 命中ダウン・クリティカルダウンなどがあれば事故死を減らす
といった形で、結果的に味方の生存率を上げることができます。
「殴られる回数は変わらないけど、被ダメージだけ減る」ので、ヒーラーとの相性も良く、盾役の負担軽減にも役立ちます。
長期戦での削り性能の高さ
継続ダメージ系デバフを複数付与できる場合、
- 毎ターン敵HPが自動で削れていく
- 攻撃しなくても「削り」が発生するため、他のキャラはバフや回復に専念できる
といったメリットが生まれます。
ボスのHPゲージが厚いほど、フィアーの総貢献ダメージは大きくなるため、短期戦より長期戦で真価を発揮するタイプです。
SRながら編成に入りやすい万能サポート性
フィアーはメメントモリ SRキャラであり、
- 入手難度がそこまで高くない
- 属性・編成問わず「とりあえずデバフ役」として採用しやすい
といった扱いやすさも魅力です。
レアリティの関係で限界突破もしやすく、無課金〜微課金でもじっくり育てて主力デバッファーにできる点は大きな強みと言えます。
他のSR・Rキャラの評価や組み合わせは、Gamepediaなどの総合ゲームWikiも併せてチェックするとイメージしやすいです。
弱みと注意点
主力アタッカーとしては火力不足
フィアーはあくまで「サブアタッカー」。
- スキル倍率は純アタッカーに劣りやすい
- 1人で敵を落とし切るような瞬間火力は出しづらい
ため、「フィアーを主砲にする」のは基本的にNGです。必ず別にメインアタッカーを用意しましょう。
デバフ付与確率に左右されやすい
デバフ特化ゆえに、
- 命中・成功率次第で仕事量がブレる
- 敵の耐性・抵抗が高いと弱体が通りにくい
という不安定要素も抱えています。
とくにPvPや高難度ボスでは、命中・デバフ成功率を盛っておかないと「何もせず終わる」リスクもあるため注意が必要です。
サポート前提なので相方に依存しやすい
フィアーは「デバフで味方の火力を底上げする」キャラなので、
- 味方側に強力なアタッカーがいないと恩恵が小さい
- 味方の編成が整っていない序盤は強さを実感しにくい
といった側面があります。
火力役が育ってきた中盤以降に真価を発揮するタイプなので、序盤は「将来のために育成を進めておく」という感覚でOKです。
育成優先ステータスとおすすめルーン

命中・デバフ成功率重視の構成
フィアーの本体はデバフなので、
- 命中率
- デバフ成功率に関わるステータス・ルーン
を最優先で確保しましょう。
「確実に弱体を入れる」ことが何よりも大事で、多少攻撃力を犠牲にしても安定してデバフが入る方が総合ダメージは伸びやすいです。
攻撃よりも「確実な弱体付与」優先
ステータス配分のイメージとしては、
- 命中/成功率 > 攻撃力 ≧ HP・防御
くらいの優先度で考えるとバランスが取りやすいです。
攻撃力を盛りすぎて「弱体が全然入らない」状態になるのは本末転倒なので、まずは安定したデバフ成功を目指しましょう。
スキル育成の優先順位
- デバフ付与率・効果量が伸びるアクティブスキル
メイン行動なので最優先でLvアップ。 - デバフ状態を参照するパッシブ
デバフ成功時のリターンが増えるため、次点で強化。 - サブ火力系スキル
余裕が出たら上げる程度でOK。
基本方針は、「まずはデバフの成功率と効果量を最大化」→「その後に火力を伸ばす」という順番です。
相性の良いキャラ・おすすめ編成
弱体連携が強いハトホル・ソルティーナ
デバフ連携がしやすいのは、
- 防御ダウン・被ダメージアップなどを持つハトホル系のデバッファー
- 単体高火力で一気に削れるソルティーナなどのアタッカー
のような、「フィアーが撒いたデバフを活かせるキャラたち」です。
フィアー+防御デバフ役+高火力アタッカーというセットは、ボス戦でとても扱いやすい構成になります。
高火力アタッカー(魔法・物理問わず)と好相性
フィアーのデバフは、基本的に「敵側を弱くする」方向なので、
- 物理アタッカー
- 魔法アタッカー
どちらとも噛み合います。
とくに、クリティカル依存・防御無視系のアタッカーとは、防御ダウンや被ダメージアップの恩恵が大きく、火力がわかりやすく伸びます。
防御ダウン・攻撃ダウンが噛み合う耐久編成例
耐久寄りの編成を組むなら、
- 前衛:タンク(挑発持ち)+サブタンク or デバッファー
- 後衛:フィアー+ヒーラー+メインアタッカー
のような構成がおすすめです。
この形だと、
- フィアー:攻撃ダウン・防御ダウンで敵を弱体
- ヒーラー:被弾を回復で支える
- アタッカー:デバフ込みの高ダメージで削る
という、「守りながら確実に削る」長期戦向けの戦い方が可能になります。
ボス特化型のデバフ+火力パーティ
ボス戦特化のイメージ構成:
- タンク1:ヘイト管理・被ダメ吸収役
- デバフ枠:フィアー+防御ダウン特化キャラ
- アタッカー2:単体高火力キャラ
この構成では、
- 開幕〜中盤:デバフを重ねてボスを弱体化
- デバフが揃ったタイミングでアタッカーが必殺スキルを集中
という流れで、短い火力タイミングで一気にHPを削る「バースト型」の立ち回りがやりやすくなります。
フィアーの評価・適性コンテンツ
PvE:ボス戦・塔系・連戦で活躍
PvEコンテンツでのフィアー 評価(外部サイト)は総じて高めです。
- ボス戦:防御ダウン+継続ダメージで総火力を大きく底上げ
- 塔・連戦:攻撃ダウンなどで被ダメージを抑え、安定クリアに貢献
特に、「火力は足りているのに耐久が不安」「敵HPだけがやたら高い」といった状況で編成に入れると、詰まっていたステージを突破しやすくなります。
PvP:弱体成功時は強いが不安定さもあり
PvP(アリーナ)では、
- デバフがしっかり刺さる相手には非常に強い
- 耐性持ち・短期決戦型の相手には活躍する前に試合が終わることも
といった「刺さる相手には刺さるが、不安定」という評価になりやすいです。
相手編成を見て採用する「メタ枠」的な運用であれば、十分に選択肢に入る性能といえます。
無課金・初心者でも運用しやすいサポーター枠
SRであることと、
- デバフの恩恵が分かりやすい
- 高火力アタッカーが揃う前でも「攻撃ダウン役」として機能する
といった点から、無課金・初心者でも扱いやすいサポート枠と言えます。
「ダメージの数字ではなく、敵の攻撃が目に見えて弱くなる」タイプなので、序盤から採用しておくと後半で育成の恩恵を大きく感じられるはずです。
よくある質問(FAQ)
Q. フィアーは無凸で使える?
A. 運用自体は無凸でも十分可能です。
- デバフ効果そのものは無凸でも発動する
- 凸が進むほど成功率や効果量が伸びる(=安定感が増す)
というイメージなので、まずは1体確保して編成に入れてみる価値は十分あります。
Q. 火力よりサポートに全振りすべき?
A. 基本的にはサポート寄り(デバフ重視)がおすすめです。
- 命中・成功率を優先しつつ、余裕があれば攻撃力を盛る
- 「フィアーだけで敵を倒す」構成にはしない
と考えておけばOK。火力はメインアタッカーに任せて、自身は「弱体の専門家」になるのが一番強いです。
Q. デバフ役は他と併用したほうが良い?
A. 可能であれば他のデバッファーと併用したほうが強いです。
- フィアー:攻撃ダウン・継続ダメージなど
- 別のキャラ:防御ダウン・被ダメージアップなど
のように役割を分担することで、
- 敵の攻撃を抑えつつ
- 味方の火力も最大限引き出す
という理想的な状態を作りやすくなります。
